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今月の食材-鰯(いわし)、ピーマン、オクラ、なす、ぶどう


鰯(いわし) 鰯(いわし)

 いわしには良質のタンパク質とカルシウムがあり、またコレステロールを低くするEPAと脳を活性化するDHAもたっぷりと含まれています。皮にもビタミンBが多いので、皮ごと食べるようにすると栄養満点です。
 真いわしは近海を周遊する魚で、最も美味しいのは夏の終わりから秋にかけてです。
 片口いわしは少し細身で、背中が黒いことから背黒いわしとも呼ばれます。ヨーロッパや南米ではアンチョビーと呼ばれます。子魚はしらす干しやたたみいわしに加工されます。
 うるめいわしは目が透明な脂で覆われていて目が潤んで見えるので、この名前があります。身には脂肪が少なく、塩干しにした丸干しは逸品です。


ピーマン ピーマン

 ピーマンはビタミンAとCが豊富で、美肌や抗がん作用のはたらきがあり、毛細血管を丈夫にするビタミンPやコレステロールの低下を促す葉緑素も含んでいます。
 一般にピーマンというと緑色のものを指しますが、これは若いうちに収穫したもので、完熟すると赤くなります。赤ピーマンには緑色のピーマンの約4倍のビタミンA、レモンの約2倍のビタミンCが含まれています。


オクラ オクラ

 たいへんに歴史が古く、エジプトでは紀元前2世紀から栽培されていた野菜で、日本には江戸時代の末期に渡来しました。
 独特のぬめりはガラクタン、アラバン、ペクチンなどの食物繊維で整腸作用やコレステロールを減らす作用があります。さらに、カルシウム、鉄、ビタミンA・Cなども含まれていて、夏バテ解消にはうってつけの野菜です。


なす なす

 夏野菜の主役・なすはインド原産で、日本には750年頃に中国から渡来し、九州に入った長なすと北陸に土着した丸なすとがもととなって、京都の賀茂なす、大阪の水なすなどの地域色豊かな品種が作られるようになりました。
 なすの皮に含まれる植物色素、アントシアニンは、活性酸素を除去する力があることから、抗がん作用、抗酸化作用が高いとされています。


ぶどう ぶどう

 世界で最も広範囲に栽培されるつる性の果樹で、世界の総生産量のうち80%がワインの原料に用いられます。日本では90%が生食用です。
 ぶどう、特に巨峰やピオーネなど紫色の品種の皮や種に含まれる渋味はカテキンによるものです。カテキンはポリフェノールの一種で、活性酸素の働きを抑制する作用があり、動脈硬化、老化防止、発ガン性予防に役立つと考えられています。
 日本生まれで「ぶどうの王様」の名がふさわしいのは、巨峰です。香り、甘み、味わいのどれもがバランスよく、豊潤です。
 ブラジル在住の日系人奥山孝太郎氏の畑で生まれたルビーオクヤマは、美しい鮮紅色で果皮は薄く、マスカットの香味があり、最近人気が高まっています。
 デラウエアは小粒ながら甘みが強く、種が無いので食べやすく、価格も手頃なので日本で一番親しまれています。



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