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今月の食材-秋の魚、かぼちゃ、まつたけ、まつたけ、なし


秋の魚 秋の魚

 秋を代表する魚といえば、まず鮭があげられます。
鮭に含まれる良質のタンパク質は、他の魚のものより消化、吸収がよく、青魚にも含まれる栄養素はもちろん、さらにビタミンAやE、ミネラルもたっぷりな栄養満点の魚です。
 そして次にあげられるのが、不飽和脂肪酸に含まれるEPA、DHAが話題の青魚のぶり、さば、さんまです。EPAは血圧やコレステロール値を下げて、善玉コレステロールを増やし、DHAは脳細胞の発達や維持に欠かせない物質です。さらに、ビタミンB群やカルシウムの吸収を高めるビタミンD、強肝作用のあるタウリンも豊富です。
 ぶりは、大きくなると呼び名の変わる出世魚で、1メートルになると「ぶり」になります。一般的に「さば」と呼ばれているのは「真さば」と「ごまさば」で、日本近海で多く捕れます。さんまは「薬の魚」ともいわれ、青魚特有の栄養素の宝庫です。
 たらは海底魚なのでタンパク質、脂肪は少なく、ビタミンやミネラル類をバランスよく含む、低カロリーでヘルシーな魚です。


かぼちゃ かぼちゃ

 カンボジアからの渡来がこの名の由来です。土地を選ばず栽培ができ、しかも収穫量も多いのが特徴です。
 大別すると日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、雑種、ペポ(小型で観賞用)の4種に分類されます。
 現在の主流は、西洋種の縦みぞのないえびすとみやこで、市場の50%を占めています。ピークは8〜10月です。
 糖質、カリウム、カロチン、ビタミンCが多く、西洋種の方が水分が少なく栄養素も多く含まれ、ビタミンE、食物繊維も豊富です。皮、肉ともに色の濃いものを選ぶとよいでしょう。


まつたけ まつたけ

 万葉集に詠まれるほど古くから親しまれてきた秋の味の代表・まつたけは人工栽培の難しいきのこです。
「香りまつたけ、味しめじ」といわれるように芳香に優れ、肉質は緊密で歯ざわりがよく、江戸時代から「まつたけ百匁は米一升」といわれた高級品です。
 本格的に国内で採れるのは9〜10月ですが、市場の8割は輸入物で占められ、韓国、北朝鮮、中国、カナダなどから空輸されています。
 国産、輸入物を問わず、かさがあまり開いていないものが良品で、芳香は皮にあるのでとらずに料理します。


なし なし

 中国、朝鮮、日本に野生するヤマナシから改良、栽培化された果物です。弥生時代の登呂遺跡から種子が発見された最も古い栽培果実の一つで、江戸時代から盛んに果樹園で育てられてきました。
 石細胞が多いため果肉が固く、サクサクした歯ざわりがあり、他の果実と比べて芳香は少なく成分の90%が水分です。
 目立ったビタミン類やミネラルは少ないものの、タンパク質の消化を促す酵素を含み、肉類の消化を助け、暑気あたりや二日酔いにも効果があります。また、アンモニアを排出し、疲労に対する抵抗力を高めてスタミナを増強するアスパラギン酸を含みます。
 選ぶときは、大きさの割には重く感じ、表皮に黒斑や傷みのないものを。



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